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OnlineOCR.netを実測レビュー|日本語精度と無料枠5ファイル/時の実力【2026年7月版】

OnlineOCR.netに日本語文書3枚を実際に投入して検証。平均文字誤り率2.7%で比較3ツール中1位、無料枠はゲスト5ファイル/時。公式情報にないPNG変換失敗の実測事実も詳しく解説。

検証日: 公開: 最終更新:

OnlineOCR.net は、当サイトの無料OCR実測比較(2026年7月)で総合スコア94点・3ツール中1位だった。登録不要で、アップロード→言語選択→Convertの3ステップだけで日本語の印刷文書をほぼ正確に読み取れる。

ただし手放しでは薦めない。実測ではPNGファイルの変換が公式の対応表記に反して失敗し、ゲストの無料枠も5ファイル/時と少ない。

この記事では、スコアの根拠になった実測値と、公式情報だけでは分からない落とし穴を検証日付きでまとめる。

実測結果

2026年7月に、自作の日本語文書3枚(①ゴシック体の案内文 ②表組みの請求書 ③明朝体の長文記事)を実際にアップロードし、正解テキストと照合して文字誤り率(CER。低いほど正確)を測定した。

項目実測値スコア
精度① 案内文CER 0.6%99点
精度② 請求書(表組み)CER 6.4%87点
精度③ 長文記事CER 1.1%98点
3枚平均のCER2.7%
処理時間1枚あたり平均15.3秒
総合スコア94点

案内文と長文記事はほぼ完璧に読めた。CER 0.6%・1.1%「数百文字に数文字の誤り」という水準で、コピペ後の修正はごくわずかで済む。

弱点は表組みの請求書で、CER 6.4%と他の2枚より明確に悪い。表のレイアウトに起因する読み取り誤りが出た。

それでも今回比較した3ツールの中で、表の請求書をまともに処理できたのはOnlineOCR.netだけだった。

処理時間は1枚あたり平均15.3秒。Convertボタンを押すと「Waiting…」表示になり、結果が出るまで待たされる。

数秒で結果が出るツールと比べると待ち時間は長めだが、変換はページ遷移なしに完了し、結果はそのままテキストエリアに表示される。

OnlineOCR.net | 検証① 案内文 検証: 2026年7月9日
OnlineOCR.net | 検証② 請求書 検証: 2026年7月9日
OnlineOCR.net | 検証③ 長文記事 検証: 2026年7月9日

画像はクリックで拡大できます

無料枠の限界

実測時に確認できた無料枠の条件は次のとおり。

  • ゲスト(登録なし): 5ファイル/時。メールアドレスの入力すら不要で、開いてすぐ使える
  • ファイルサイズ上限: 15MB(公式記載)
  • 登録すると50ページまで無料で処理できる

つまり「数枚の書類をその場で文字起こししたい」用途なら登録不要で完結する。一方、1時間に6ファイル以上をまとめて処理したい場合は、無料登録して50ページ枠を使うか、有料プランが必要になる。

まとまった枚数を無料で処理したいなら、回数無制限の代替ツール(後述)も選択肢に入る。

なお、ゲストがアップロードしたファイルは変換後に自動削除されるとページに明記されている。仕事の書類を投入するうえでの安心材料になる。

注意点

PNGファイルは変換に失敗する(最重要)

今回の検証で最も重要な発見がこれ。PNG画像(1800×1560・8bit RGB)をアップロードしたところ、「ERROR: Recognition failed! Please contact support」というエラーで変換に失敗した

PNGはページ上で対応形式として明記されているにもかかわらず、実際には処理できなかった。

同じ画像をJPEG(品質95)に変換し直して投入したところ、問題なく変換できた。本記事の精度スコアはすべてこのJPEG版での実測値だ。

対処は簡単で、Windowsなら次の手順でJPEGに変換できる。

  1. 「ペイント」で画像を開く
  2. 「名前を付けて保存」からJPEGを選ぶ

スマホでもJPEG形式で書き出せば同様に回避できる。

その他の短所

  • 表組みはCER 6.4%と精度が落ちる。明細の金額などは必ず目視で確認すること
  • ページ内にGoogle広告スロットが複数ある。検証中も本文の直下や記事間に広告が挿入され、操作対象を見失いやすい
  • 1枚あたり約15秒の待ち時間がある。大量処理には向かない

料金

  • 無料(ゲスト): 登録不要で5ファイル/時
  • 無料(登録後): 50ページまで無料
  • 有料: 登録後の従量課金

有料プランの詳細な単価は変動する可能性があるため、購入前に公式サイトで確認してほしい。

代替ツール

同じ日本語文書3枚で実測した代替候補は次の2つ。

  • NewOCR — 完全無料・登録不要・回数無制限。表のない長文なら精度は十分で、まとまった枚数を無料で処理したい人向け。ただし実測では表の明細行を丸ごと落とす欠点があった
  • OCR.space — 処理が速く、急ぎで1枚だけ読みたいときに向く。無料は1MB/ファイルまでという制限に注意

3ツールの精度・速度・無料枠を並べた比較表とスクショは、ハブ記事の無料OCRツール実測比較【2026年7月版】にまとめている。用途別のおすすめもそちらで確認できる。

よくある質問

OnlineOCR.netは登録なしでどこまで無料で使えますか?
ゲストのまま5ファイル/時・1ファイル15MBまで使えます。無料登録すると50ページまで無料枠が広がります(2026年7月9日確認)。
PNG画像をアップロードするとエラーになるのはなぜですか?
原因は不明ですが、当サイトの実測(2026年7月)でもPNGは「ERROR: Recognition failed!」で失敗しました。同じ画像をJPEGに変換し直すと正常に変換できたので、JPEG形式でのアップロードを推奨します。
アップロードした書類は保存されませんか?
ゲストがアップロードしたファイルは変換後に自動削除されるとページに明記されています。ただし機密性の高い書類は、各自の判断で利用規約を確認したうえで使ってください。
日本語の精度はどのくらいですか?
実測では印刷文書3枚の平均文字誤り率が2.7%でした。案内文0.6%・長文記事1.1%とほぼ正確ですが、表組みの請求書は6.4%と精度が落ちるため、金額などは目視確認が必要です。

→ 他のツールとの比較は 実測ベンチマーク で確認できます。